ついに夢が実現!FTR223日本一周ツーリングのブログ

バイクで日本一周したブログ。装備や色々な出来事が参考になると思います。バイクを便利に改造したり、こんな事もあるのか!!という記事が満載です。

日本一周 まとめ(機材編)

◆日本一周で使った機材をご紹介します。  2016/12/2(金)

防水バッグ

Doppel Gangerのツーリングバッグは流石に防水性が高いです。そのまま衣類を入れてもほぼセーフでした。豪雨の中では上下の巻き取り部に水が溜まって、若干しみ込んでいた事もありますおで、水が溜まらない方向に巻き取れば良いと思います。
ちなみに、リュックなどのレインカバーはバイクではなびくので、ほとんど機能しません。

ハンドルは何時かはちぎれそうなので、バッグの両端を注意して持つ様にしています。

この防水バッグはゴムボートの様にゴムで覆われていますが、全体に水侵入が大量にありました。防水バッグのバッグと割り切って、中には必ずビニール袋を入れて使いました。海水浴の衣類入れで使用とツーリング使用は条件が事なりますのでご注意を。一見裂けにくそうに見えるのでそのまま積みますが、陽射しで劣化するので、レインカバーを日除けとして使いました。

このタイプはテント地(ナイロン)なので、これはもう(バイクでは)防水性は殆どなしです。バッグインバッグで衣類の取りまとめに使いました。

バッテリー

26,000mAh(5V?)で4輪のバッテリー上がりを30回助けるという代物は出発時にはバッテリー接続端子に出力が無く、不安でしたが、日本一周完了後はなぜか4輪も始動出来ました。日本一周中は携帯の充電のみに使いました。iPadで1回分チャージしたら空になりました。

この10,000mAh(5V?)の方は携帯の充電にしか使えませんが、iPhoneが残1/4位の時で3回チャージしてもまだ残っていました。

iPhoneとiPadの同時チャージで丁度使い切り位でした。
但し、容量が大きい分、20A(12V?)のソーラーでも1日では満充電出来ませんでした。上の26,000mAhの半分以下なのに頼りになります。

ちなみに、これに昇圧回路を付けてバイクのエンジンをかけてみましたが、出力が2.1A(max)なので無理でした??。チョットやってみたかっただけです。

シガレットソケット

フタ付きのを使いましたが、雨天でも使うので水が入り、2日後位には有毒な緑青が出て危険な状態になります。ご注意を! 使う時には毎回接点を磨いて使いました。
それでも大助かりでした。

付ける人は水抜き穴を開けるべきです。

FTR223はキック無しのセル専用車なので、車載バッテリーにこれを付けて使うと、充電が不足して始動できなくなります。あくまで補助バッテリーでのみ使いました。

USB充電器

写真の製品がオススメです。USB(5V)と100Vインバーターが付いています

iPadはシガレットタイプの急速充電器(2.1A)では電力不足で充電出来ませんし、この製品でもiPad可と書かれてますが、単気筒223ccエンジンではiPadは無理で、12V→100Vインバータの出力の方から100V用ACアダプター経由で充電すればOKです。

フェリーや道の駅ではコンセントが塞がれていますが、それでも100Vに頼る場面が多くありますので、USBと100Vが両方あるタイプの電源を携行する事をお勧めします。 (SEIWA製D398) 写真は類似品のもので少し違います。

テント

私のはキャプテンスタッグのツーリングテントで、前室もインナーも広く、大変居住性の良いものです。
改造点は・・・
1)ビニールの窓を付けたので、雨の中でも外の景色を見ながら酒が飲める。
2)換気扇取付口を付けたので、雨の日にベーコンを焼いても臭いが排出出来る。今回は途中でUSBファンを無くしたので活躍していないのですが、寝る前にこれでテント内をしばらく換気すれば結露を防止出来たのに・・と後悔してます。
3)アウターの周囲に地面から10cmほどの隙間があり、砂が吹き込むので、3方向にスカートを付けました。
4)室内に伸縮出来る突っ張り棒を使った物干し竿を設け、ジャケットを吊るしました。
5)アウターに張りが無く、内側に垂れるので、細いFRPポールを追加して張りを付けました。
6)雨の日の組み立て中にインナーを濡らさない様に、アウターだけを先に組立出来る様にしました。(インナーのポールを通す袋を開きマジックテープで開閉する事が出来る構造にしました。)
7)アウターとインナーが触れて結露や雨がインナーに浸みない様に、フーセンをアウターとインナーの間に入れる様にしました。
8)雨の日に入口のアウターを屋根にしてフライシートの様に使える様にした。その為の追加のポールと雨樋にするチューブを付けました。
9)就寝時、頭がインナーのネットに触れている時にムカデに這われても気にならない様に、インナーネットにカーテンを追加しました。

以上の改造により、テントを収納した時のボリュームが3倍になり、まるでテントを3つ積んでいる様に誤解された。明らかにやり過ぎですね。

このテントは通算200回位使ったと思います。今はワンタッチテントにすべきだったと後悔しています。しかし、ワンタッチテントが壊れた時はこのテントの様に簡単には修理は出来ないだろうと思います。

チェアー

コンパクトタイプではなく、あえてゆったりと座れるこのサイズを選びました。これに座って夕日を見ながらビールを飲むのが好きです。

1)太ももの部分が強く当たるという口コミを参考に、フレームにベビーが頭を怪我しない為の筒形クッションをかぶせて当たり防止をしています。
2)ヘッドレストもパイプを延長して付けました。
3)雨の走行では濡れて座れないので、ビニール袋に入れています。もしも濡れた場合の為のシートカバーもビニール袋で用意しました。

冷蔵庫

下記はタケダコーポレーションのCB05-13AL(SV)

冷蔵庫として夏でもハムなどを保存するにはロックアイスではなく板氷でなければ一日持ちません。そして、バッグだけでは板氷でも1日持ちませんので、内側に発砲スチロールの箱を付けてやる必要があります。

板氷の長さはLawsonが一番大きく、27cmです。27+発砲スチロールの厚さでこの製品を選びました。更に夏場は外側をもっと反射率の良いアルミ箔で覆いました。それでも不足でした。

私は買い物の都合上、荷物の一番上にこれを積んだのですが、氷と飲み物が重くてバイクの安定性がかなり悪くなりました。サイドバッグの位置に本格的なクーラーボックスを積んで、ソーラーの電力でペルチェ式の冷蔵庫にしたかったです。

シュラフ

冬用はSnagpakの-7℃を使い、肩が寒いので膝掛けの様な毛布を胸のあたりに縫い付けて、肩に掛けています。フードを顔まで閉じるのは最悪の時だけで、過去に1回だけでした。

これでも+7度以下になると、ペットボトルの湯たんぽとホッカイロ7枚位を使います。羽毛タイプは背中の部分が潰れるので、厚いマットを持たない私は分厚いこのシュラフが安心です。たたむと外径が24cmでハンドルの前に置けないので丈夫なタイバンド(ベルト)でボンレスハムの様に圧縮しています。標準装着のベルトではバッグが破れそうなので圧縮には使っていません。

ヘルメット
走行中にナビの声が聞こえないので、ヘルメットの内側に小型のスピーカー¥100を付けました。色々試しましたが、耳に入れるイヤホン式はすぐに耳がしびれてきますので、スピーカーが一番でした。(写真はありません)
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