野宿させて頂いた浜の人が朝に"水出しコーヒー"を持って来てくれた。「親切は要らない!」と思っていても、実際にそうされるとジーンとくる。今日は朝からテントの修理だ。折れたポールの長さを減らして、針金で補強した。
ブーツカバーもベルトが切れているので縫って付けた。これでヨシ!
裁縫道具もテントの補修材もバッチリです。
境港の方へ走る。迷ってこの近くをグルグル回ってしまった。iPhadやiPhoneのコンパスが90度位狂っており、すこぶる困る。
Googleマップを見ていると内海に変なストレート道が有るのに気付いた。早速ソコを走る。人口か自然か分からないが、海の中道の様な砂洲の道とストレートな道が海の中に有った。砂州は残念ながら整備されていないが、ストレートな海上道路は気持ち良かった。特に海面から高いところにある橋は空に昇る様で圧巻だ。
中道を抜けると、地図に水木しげる記念館とあるので寄ってみた。商店街の中にあり、多くの人で賑わっていた。記念館近くの1km圏内は妖怪色で染まっている。朝ドラの水木ブームは過ぎたとTVでも言っていたが、かなりの人出だ。あまり興味は無かったが寄ってみた。入場料¥700は高いのでは?と思って入ると。結構規模が大きい。
作品展示には興味も無く、水木しげるさんの人生が展示されている事と、世界中の妖怪情報が集まっているのが面白い。水木氏が妖怪に徹して筆を執った事は、人の生き方の手本として意味があると思う。
足を伸ばして美保関灯台に行った。ココは先程の日御碕ほどではなく、灯台も低い。しかし、土産物屋も並んでいないし、静かなレストランがある。これは灯台守りの宿舎だったとの事。明治の遺産ながら、静かなスポットである。
今日は赤崎近くの海辺の公園に寝た。
走行距離は僅か110km。
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