日本一周の準備(FTR223をツアラーに)

                   2016/8/24(水)

これから日本一周をします。

FTR223を改造して、日本一周のためのツアラーにしました。

最終的にはこの様な姿に・・・
少々個性的ですがご参考に・・・・
  

◆改造ポイント

・スクーター用ウィンドシールドを無理に装着

  

   有ると無いでは大違い。風圧の疲れを低減してくれます。
   豪雨の中ではメットのシールドではよく見えませんが、このシールドを通せば
   見易くなります。
   本当の狙いはココにご当地ステッカーを貼りまくるつもりで付けました。
   目線よりも上にシールを貼ると違反になると思います。ご注意を・・。
   スクーター用は取り付けの横幅が狭く限界、無理をすると走行中や立ちゴケで割れます。

しかし、カブとスクーター用しか売ってないんですよね、、、

iPhoneの為の傘ホルダー

  

  ママチャリ用の傘スタンドをハンドルに付けました。
  これで雨天停車時に両手でiPhoneを操作出来る訳です。

・フロントキャリヤ
  上の写真に写っています。自転車用を転用しました。
  軽いもの(カッパやシュラフなど)を載せます。

  折り畳み式なので普段使いにも便利です。

 

・立ちゴケ防止の右側サイドスタンド

 

   法的な積載上限の60kgまで積むとサスペンションが沈み、車体が
  右に倒れるので、
自転車用のサイドスタンドを右側に付けました。
  これは超便利!!

  左側スタンドもストッパーを削って、左への傾きをアップ。

  それでもコンビニの駐車場などでは路面の傾斜具合を選んで何度も
  向きを変えて、やっと駐車する始末。
  このスタンドは走行中に降りてくると危険なので、吊りワイヤーも付けています。

・ソーラーでスマホとタブレットを充電

  

  リアボックスに12V20Wのソーラーを搭載、ハンドルにソーラーコントローラー。
  しかし、コントローラーが直ぐに故障、ソーラーと予備バッテリーを直結して対応。

  このコントローラーは消費電力大で充電効率が悪い。

  iPhoneは半日、iPadやスマホバッテリー(10000mAH)は2日間で満充電。

  道の駅/フェリー/レストランなどはコンセントを塞いで使えない様にしているので
  充電不可。ソーラーは助かります。
  バッテリーはバイクのと同じバッテリーをソーラー専用として使用。
  一番良いのはバイクのバッテリーとソーラー用バッテリーをクロススイッチで
  切り替えが出来れば、雨の日が続いても走行充電が出来て安心です。
  走行と生活用を共用するのはNG。バッテリー上がりでセルが回らなかったり、
  電圧不足でウィンカーが点かなくなります。

 

・予備のLED広角ライトで命拾い

  

  目的はヘッドライトが切れた時の予備です。実際に何度もお世話になりました。

  雨天+真っ暗の岬でHi/Lo共に点かないなんて事が普通にあります。
   これはソーラー用バッテリーから点灯します。

 

・ハンドルプロテクターで安心

  

  立ちゴケでさえも左右のレバーは100%曲がります。レバーは曲がりを戻すと折損
  するように出来ていますので修理不可です。。

 このプロテクターは金属の芯入りで壊れないので何度も助かった。
  モチロン予備のレバーもR/L共に準備しています。

 

・なんちゃってオートクルーズ

  

  実は\100のドアストッパーを使用したものです。穴径をスロットルに合わせました。

  使いやすくて、抜群に便利(特に北海道)。危ない時にはすぐに戻ります。

 

ETC

  訳あって写真は省略します。

  ワンタッチでハンドルに付きます。

 

・ネットワークカメラ(iPhone接続)

          
  Wifiネットワークカメラをプラスチックのドームカバーで覆い、

  ハンドルにワンタッチで付くようにしました。

  カメラ→バイクに隠したiPadにティザリング接続

  →それをiPoneで見ます。360度コントロール可。

  夜間のテント周辺確認や観光地で離れた所からの駐車状態の監視用です。
  私のタイプは直ぐにネットワーク接続が切れるので、別のカメラをお勧めします。

・安心のレッグガード

  

  ナント?YAMAHA用中国製。樹脂でフルカバーされています。

  転倒時に足も保護出来ましたが、立ちゴケからバイクを起こすのが楽で、
  本当に助かりました。(コロンと起こせる)

  両サイドに黄色いLED車幅灯も付けました。
 

LED車幅灯

  はい、上の写真です。積載幅が広いので、対向車に幅を知らせる目的です。

 

・自作の大型キャリア

  

  \980のキャンプ用テーブルをシートベルトのボルトに固定。

  サイドにもテントバッグ3つとイスを載せるキャリアを付けました。

  テーブルの上は荷崩れ防止のバーですが、イスの足を反対に

  付けた様に見えて恥ずかしかった。このバーは走行中に荷物が背中に

崩れてくるのを防ぐのに、役には立ちました。ブレキングでも荷物に推される
   事が無くなります。

荷台幅に+左右15pまでの張り出した積載が法的に積載可能幅です。

   シートを1人用などに改造すると乗車人数が変わるので違反です。

 

・大型工具Box

  

  大量の工具とスペアパーツを満載して走行しました、

  それでも自宅から旅先に何度も工具の補給が必要なほどです。

  積載時のままでも工具が取り出せる様に加工要。

  

  フロントホイール外しの光景。このレベルの修理は何度もありました。

  日本一周ではタイヤ交換1〜2回。ブレーキパッドも2回交換。

  日本一周中に灯火の電球は全て交換。ブレーキディスクやチェーンも交換。
  さあて、ホイールを外してどうやって立っているのか?ブログに
  答えが出てきます。

  60kgの積載でフロントのパッドだけを交換すると、ディスクに溝が出来ていて
  ブレーキの力(制動力)が半減します。もちろんリアブレーキは殆ど役に立たない
  のが普通ですから、大変危険です。パッドは摩耗したディスクとセットで交換を
  お勧めします。

 

・予備の燃料タンク

   

  右側のリヤステップに小さな荷台を付けて、3リットルの予備タンクを積みます。
  夏はアルミシートで熱対策です。

  FTRは通勤で満タンで120kmしか走らないので、岬巡りでは150km以上ガソリン
  スタンドが無いことも多く。必需品です。

  また、高速道路でもバイクのタンク容量は不十分で危険です。私は大阪の都市高速の
  非常駐車帯でこのタンクでガス補したこともあります。

 

・レッグガード用バッグ(左右)

  

  右のバッグは生活用水など。
  左のバッグはオイルやグリス、各種スプレーなどを入れました。

  排気は青い煙も出ていないのに、オイルは100cc/3日毎に補給します。

 

・ウィンカーブザーと消し忘れLED警告灯

 

  シールドの縁にある白い配線が見えますか?
  上端の赤丸部にウィンカー連動のブザーとLEDがついています。

  ウィンカーの消し忘れは事故につながります。
  ブザーだけでは排気音が大きく、気づかないのでLEDも必要でした。

  目線に近いところで点滅させています。

 

・ドリンクホルダー

  

  写真中央の黒い袋がそれです。
  ドリンクを入れておけば〇〇中でも片手で飲めます。

  夏場の走行中には熱中症で指が固まってブレーキも操作出来なくなるので
  まめに水分補給するには必需品です。

 

・サイドスタンドめり込み防止プレート

      
  10cm四角のアルミの板に滑り止めと紐を付けて

  砂浜や泥道の駐車に使います。

これは必需品!。市販のはサイズが小さくて土にメリ込みます。

 乗車したままサイドスタンドの下に敷いたり、
   取り外したり出来るようにヒモを付けています。

・なんちゃってパーキングブレーキ

  

  Amazonのデイトナのページから写真を引用。

  コンビニのPなど前後に傾斜した場所での駐車ではギヤをTOP入れて
  いても重量で勝手に動き出しますので、これは重宝します。

  乗車したままこれをブレーキレバーとスロットルの間に入れると、ピタッと停止、
  安心です。

・ブーツの上から履けるスパイク

  

  岬の海へ向かう急な下り坂。そして舗装も無い狭い獣道、Uターンも困難。
  立往生で支える足も滑ります。これは立ったまま装着出来ます。

  ブーツが滑って転倒しないようにUターンするのに使います。

  雨の日に木の下で雨宿りする時にも使いました。日陰の路面はコケが生えて、
  転倒し易いからです。


・ケツが痛くないシート
     
  バイクのシートの上に1cm厚のメッシュ材のクッション。
  更に写真の姿勢矯正用の座椅子を装着。
  体重を臀部のシート面全体で受けるのでオシリが痛くなりません。
  但し、足が真下におりないので地面に着きずらくなります。

・・以上、、・・・などなどです

他にもイッパイ。荷物や装備での改善は200項目位です。

スマホ充電コンセントとか、いろいろです。

タンクバッグを水平に付けるクサビ形サブバッグ(サブバッテリ付)とか、、

 

これだけ装備して、さらに荷物を60kg積むと

異様な光景になって、ほかのライダーに笑われ

ますが、私は少しでも不便なのはキライなので・・・・

 

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