日本一周 まとめ(機材編)

           2016/12/2(金)

今日は日本一周で使った機材をご紹介します。

■防水バッグ

 ・Doppel Gangerのツーリングバッグは流石に防水性が高いです。そのまま衣類を入れてもほぼセーフでした。豪雨の中では巻き取り部に水が溜まって、若干しみ込んでいた事もあります。
ハンドルはちぎれそうなので、両端を持つ様にしています。
  

  ・下記の防水バッグはゴムボートの様にゴムで覆われていますが、全体に水侵入が大量にありました。防水バッグのバッグと割り切って、中には必ずビニール袋を入れて使いました。海水浴の衣類入れで使用とツーリング使用は条件が事なりますのでご注意を。裂けにくそうに見えるので、そのまま積みますが、陽射しで劣化するので、レインカバーをして走行しました。

  

  下記のタイプはテント地(ナイロン)なので、これはもう防水性殆どなしです。バッグインバッグで衣類の取りまとめに使いました。
    

■バッテリー

 ・26000mAh(5V?)で4輪のバッテリー上がりを30回助けるという代物は出発時にはバッテリー接続端子に出力が無く、不安でしたが、日本一周完了後はなぜか4輪も始動出来ました。日本一周中は携帯の充電のみに使いました。iPadで1回分チャージしたら空になりました。

  

 ・下の10000mAh(5V?)の方は携帯の充電にしか使えませんが、iPhone1/4位の時で3回チャージしてもまだ残っていました。
  iPhoneiPadの同時チャージで丁度使い切り位でした。
  但し、容量が大きい分、20A(12V?)のソーラーでも1日では満充電出来ませんでした。上の26000mAhの半分以下なのに頼りになります。
  ちなみに、これに昇圧回路を付けてバイクのエンジンをかけてみましたが、出力が2.1A(max)なので無理でした??。チョットやってみたかっただけです。

  

■シガレットソケット

 ・フタ付きのを使いましたが、雨天でも使うので水が入り、有毒な緑青が出て危険な状態になります。ご注意を! それでも大助かりでした。
  
付ける人は水抜き穴を開けるべきです。
 
FTR223はキック無しのセル専用車なので、車載バッテリーにこれを付けて使うと、充電が不足して始動できなくなります。

  

USB充電器

 ・写真の製品がオススメです。USB(5V)100Vインバーターが付いています

  iPadはシガレットタイプの急速充電器(2.1A)では充電出来ませんし、この製品でもiPad可と書かれてますが、単気筒223ccエンジンではiPadは無理で、12V→100Vインバータの出力の方からACアダプター経由で充電すればOKです。

  フェリーや道の駅ではコンセントが塞がれていますが、それでも100V頼る場面が多くありますので、USB100Vの両方あるタイプを携行する事をお勧めします。 (SEIWAD398) 写真は類似品のもので少し違います。

  

■テント

 ・私のはキャプテンスタッグのツーリングテントで、前室もインナーも広く、大変居住性の良いものです。
  改造点は1)ビニールの窓を付けて、雨の中でも外の景色を見ながら酒が飲める。
  2)換気扇取付口が付けてあり、雨の日にベーコンを焼いても
臭いが排出出来る。今回は途中でUSBファンを無くしたので活躍していないのですが、寝る前にこれでテント内をしばらく換気すれば結露を防止出来たと後悔してます。  3)アウターの周囲に地面から10cmほどの隙間があり、砂が吹き込むので、3方向にスカートを付けた。
  4)室内に突っ張り棒を使った物干し竿を設け、ジャケットを吊るした。
  5)アウターが内側に垂れるので、細いFRPポールを追加して張りを付けた。
  6)雨の日にインナーを濡らさない様に、アウターだけを先に組立出来る様にした。(インナーのポールを通す袋をマジックテープで開く事が出来る)
  7)アウターとインナーが触れて結露や雨がインナーに浸みない様に、フーセンをアウターとインナーの間に入れる様にした。
  8)雨の日に入口のアウターを屋根にしてフライシートの様に使える様にした。その為の追加のポールと雨樋にするチューブを作った。
  9)就寝時、頭がインナーのネットに触れている時にムカデに這われても気にならない様に、インナーネットにカーテンを追加した。

  

  以上の改造により、テントを収納した時のボリュームが3倍になり、まるでテントを3つ積んでいる様に誤解された。明らかにやり過ぎですね。

  このテントは通算200回位使ったと思います。今はワンタッチテントにすべきだったと後悔しています。しかし、ワンタッチテントが壊れた時はこのテントの様に簡単には修理は出来ないだろうと思います。

■チェアー

  コンパクトタイプではなく、あえてこのサイズを選びました。これに座って夕日を見ながらビールを飲むのが好きです。

  1)太ももの部分が強く当たるというコメントを参考に、フレームにベビーが頭を怪我しない為の筒形クッションをかぶせて当たり防止をしています。
  2)ヘッドレストもパイプを延長して付けました。
  3)雨の走行では濡れて座れないので、ビニール袋に入れています。もしも濡れた場合の為のシートカバーもビニールで用意しました。

  

■冷蔵庫

  冷蔵庫として夏でもハムなどを保存するにはロックアイスではなく板氷でなければ一日持ちません。そして、バッグだけでは板氷でも1日持ちませんので、内側に発砲スチロールの箱を付けてやる必要があります。
  板氷の長さはLawsonが一番大きく、27cmです。27+発砲スチロールの厚さでこの製品を選びました。更に夏場は外側をもっと反射率の良いアルミ箔で覆いました。それでも不足でした。
  私は買い物の都合上、荷物の一番上にこれを積んだのですが、氷と飲み物が重くてバイクの安定性がかなり悪くなりました。サイドバッグの位置に本格的なクーラーボックスを積んで、ソーラーの電力でペルチェ式の冷却器にしたかったです。
  下記はタケダコーポレーションのCB05-13AL(SV)です。 
  
     

■シュラフ

 冬用はSnagpak-7℃を使い、肩が寒いので膝掛けの様な毛布を胸のあたりに縫い付けて、肩に掛けています。顔まで閉じるのは最悪の時だけで、過去に1回だけでした。

 これでも+7度以下になると、ペットボトルの湯たんぽとホッカイロ7枚位を使います。羽毛タイプは背中の部分が潰れるので、厚いマットを持たない私は分厚いこのシュラフが安心です。たたむと外径が24cmでハンドルの前に置けないのでタイバンド(ベルト)でボンレスハムの様に圧縮しています。標準装着のベルトではバッグが破れそうなので圧縮には使っていません。
    

■ヘルメット

 走行中にナビの声が聞こえないので、ヘルメットの内側に小型のスピーカー¥100を付けました。色々試しましたが、耳に入れるイヤホン式はすぐに耳がしびれてきますので、スピーカーが一番でした。(写真はありません)


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