日本一周 54日目 福島(2)

            2016/10/20(木)

6号線は深夜でもトラックの交通量がもの凄い。幹線道路だからか、それとも復興の勢いか?

6:00 起床。8:30撤収完了。気温19℃。汗だくだ。今日は風呂と洗濯だなぁ・・。

海岸線を通るが、右手に松林、左手には防潮堤が続く。防潮堤の切れ目から海を見ると綺麗な浜である。防潮堤で海岸線の景色は一変してしまった。

写真では左から"浜・防潮堤・道路・松林"となっている、、、。

それを道路から見るとこうなります。

ずーっと防潮堤しか見えません。

9:15
近くに有った温泉旅館で入浴。2軒目で入浴のみOKの所が有った。

海岸沿いに小さな温泉宿が数件ある。利用しているのは、復興支援の人達らしい。お客さんが有って良かったね〜。

海岸線を外れて”いわき市内”に行き、コインランドリーを探す。朝調べた唯一の店は故障により閉店。調べ直すと数店見つかり、いわき駅前の店に行く。

(Googleはその場(現在地)で検索しないとダメだ!行き先に地図を動かして再検索すると該当が少ない様だ。)

そこで・・ジジイが居た。コインランドリーにはよくジジイが居るものだ。で、自分は7kg用の洗濯機を使おうとすると、「そっちは良くない。コッチ(10kg)を使え!」と言う。「マイッタなぁ・・」。「イヤ、私はそんなに量が無いんで、、」と言うが、無理に大きい方を勧める。口をクチャクチャ言わせながら喋るのでなんと言っているのか良く分からない。どうやら「7kg用は力がない」と言っている様だ。そこで10kg用を見ると同じ\400で変わらない。・・ならば言う通りにしようと思った。

ジジイも帰って行き、洗濯が終わるのを待っていると、7kg用と10kg用とでは全く勢いが違うのに気付いた。自分が来る前から回っている7kg用は、自分の洗濯の間と乾燥の途中まで回り続けていた。ジジイの言う通りである。

どの洗濯機を使おうがイイじゃないか。故障でない限り、人に口出しはするものではない。でも、今日のジジイは正しい経験を伝えたかった様だ。

話は大袈裟になるが、洗濯はどうでも良いとして、ジジイの正しい経験は貴重である。我々には自分以上の過去を経験出来ないからね。

サア、今日のメイン行事は終わった。

12:30 塩屋埼灯台に着。ここは日本の灯台50選に入る美しい灯台である。美空ひばりの歌でも有名だそうだが、ここの灯台守の奥様が書いた小説があの映画"喜びも悲しみも幾年月"だったとは驚いた。色んな灯台でその映画との関連をPRしているが、たまたま寄ったココがその原点とは。

200で灯台にも上がれる。抜群の景色だ。

"日本の灯台50選"の本¥600を買った。

14:00 いわき市の三崎公園にある"潮見台"に来た。ここは展望台が岬の海上に突き出ており、足下に波が打ち寄せている。こういう見せ方は爽快だ。

サア、今からは新しいマクラを買いに行って、宿泊地探しだ。(数日前に買った100均のエアーマクラがパンク)

北茨木市の近くに"五浦岬"がある。そこの漁港の近くの古い公園にした。入口が地元の人しか分からない位の古びた公園だった。

遠くの山に夕陽が沈む。今日は本当に珍しく山手(西方向)に雲の無い日だ。16:30位まで夕陽が見れた。


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