道の駅の無人観光案内所のベンチで寝た。幅50cmなので寝返りも困難だ。これまでの野宿からすれば一番良い環境なのに、板の上は川原の玉石の上より寝辛い。
それに、良く考えるとテントは虫が入れないが、ココは室内で屋根の下部分が無防備なので、どんな虫でもやって来る。殺虫剤で床に結界を作ったが、這ってくる虫は良いものの、飛んでくる虫は無理だ。睡眠中2匹を葬るハメになった。その点、自分のテントならばムカデに頭を這われても、直接噛まれない工夫をしてあるので安心。
ココの照明は人感センサーなので、手を動かす度に8つの蛍光灯が眩しいばかりに点灯するので、一晩中体をなるべく動かさない様に気を使った。
道の駅で泊まる人達は大変だなぁと思う。ココは火災警報器は無い様だが、一応、調理は外でやった。
"義経の船隠し"に行った。幅2〜3mの岩の隙間をそう呼んでいる。兄の頼朝に追われて40隻の船で逃げた時に嵐に会って避難した場所だという。「波が岩の間で砕け散っているのに、舟を入れるなんてソリャ無理でしょ!」。伝説とは奇なものですナ。
曹洞宗(禅宗)総本山の総持寺に行ってみた。自分の宗派の本山という理由だけだ。若いお坊様が修行をしていた。なにせ総本山なので宿泊施設が凄い。一番興味深かったのは経蔵と呼ばれる経典334巻の入った輪蔵(8面の回転するお堂)で、テレビ番組のネパール辺りでクルクル回しているヤツ(マニ車)の本格版だ。初めて見て感動! 今は回せないし、一周する事も出来ない。
続いて"千枚田"へ。・・と言っても、幅1mの田んぼが100m四方にあるだけだが、何処かにもあった有名な千枚田のミニ版で面白い。観光バスも次々に来る程だ。。
一枚が本当に狭いのに感心・・・・・・
次は"禄剛崎灯台"。能登最北端。ただそれだけ。
"岬ハンター"はココも逃さないゾ!
今日の風呂。「今はー もおォおー 誰ーれもォ イナイ海ー♪」の雰囲気のキャンプ場で、無理に使わせてもらった温水シャワーは¥300/5分です。向かいの温泉は¥700です。女性は5分では無理でしょうから、¥600となります。コスト的に男はシャワーで女は温泉だろうネ。
次は輪島の朝市とキリコ会館。キリコとは能登の神輿の事らしい。各町内全部で30基あります。
更に、見附島(軍艦島)。
今日の宿は浜にある人気の無い公園だ。ポケモンGOをしに来る人も居ない町から離れた海岸です。日本海の海面から70cm位。波音を聞きながらオヤスミ・・。
本日の走行は137km。丁度タンクにワンチャージです。ジジイにはこの距離で精一杯です。
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